【ドラゴンズファン】今年こそ本物か?福田選手、満塁ホームラン!
こんばんは、グラブです。ドラゴンズファンです。
本日のプロ野球は、大谷翔平選手の初球先頭打者ホームランで持ちきりですね。
阪神タイガースの大物ルーキー・高山選手が3月31日に記録して以来、2016年シーズン2度目の「初球先頭打者ホームラン」を放った大谷選手。中田賢一選手のスライダーが真ん中に甘く入ったところを見逃さず、振り抜いたボールはヤフオクドーム中段に突き刺さりました。投げては8回を5安打無失点で8勝目。今年も「10勝・10本塁打」が見えてきました。
日本ハムファイターズはこれで怒涛の10連勝!福岡ソフトバンクホークスは3連敗を喫しています。
大谷選手は文句無しで凄いです。しかし、ドラゴンズファンとしては今日の福田選手の満塁ホームランに興奮せずにはいられません!
2年連続、2度目の覚醒。
レフトスタンド上段に吸い込まれていった今日の満塁ホームラン。今年こそ信じたい!福田選手の2年連続・2度目の覚醒が始まりました。
2015年のオープン戦で【打率.483 / 長打率.966 / 出塁率.516 / 本塁打.4本】と活躍。
その後、森野選手が怪我で離脱すると同時にスタメン起用。3・4月は【打率.313 / 長打率.550 / 出塁率.341 / 本塁打.4本】という結果を残し「和製大砲、9年目の覚醒」と話題になりました。
しかし、5月以降は調子が低迷。打率は1割台を記録する月もあり、ホームランもシーズン終了時点で6本。パワプロのステータスにも不名誉な形で「春男」の特殊能力が付けられる形となってしまいました。
10年目のシーズンを迎えた今年も、スタートは2軍。
ウエスタンリーグでは三冠王の好記録を見せるものの、1軍ではなかなか試合で結果が見せられませんでした。しかし、6月25日の東京ヤクルトスワローズ戦で今シーズン第1号のホームランを記録すると、2年連続・2度目の覚醒が始まります。
6月25日以降、毎試合安打・毎試合2出塁以上という好成績で、ここ最近5試合の打率は.563。1試合おきペースで放たれるホームランはどれも豪快で、外角の難しいボールをレフトスタンドに向かって思いっきり振り抜く姿は、まさに「和製大砲」を体現しています。
そして、今日の満塁ホームランも「外角高めをレフトスタンドに運ぶ」という豪快な一発。岩貞選手の144km・ストレートに完璧に反応しました。
覚醒のきっかけは、小笠原2軍監督の言葉。
福田選手のパワーと技術は、中日ドラゴンズの誰もが認めています。しかし、なぜ2015年の5月以降は結果が残せなかったのか。それは、3・4月の好調がプレッシャーとなってしまい、「打たなきゃいけない」とはやる気持ちが裏目に出てしまうメンタル面の問題にありました。
そんな状態にある福田選手に声をかけ続けたのが、2軍の指揮官を務める「ガッツ監督」こと小笠原2軍監督。
現役時代よりも…圧倒的に渋さが増してます。
就任1年目にして、中日ドラゴンズ2軍はウエスタンリーグで現在首位。小笠原2軍監督になってからというもの、2軍野手陣の成績が大きく上昇していることからも、良いチームを作り上げられていることが伝わってきます。
「選手全員に<勝>を意識してしてほしい」というメッセージが伝わっているのかもしれません。
その小笠原2軍監督が福田選手にかけ続けた言葉、それは非常にシンプルで「結果を欲しがるな」というもの。福田選手自身が「小笠原監督の言葉で冷静になれた」と語るように、技術もパワーもあるけれど、メンタル面で調子を落としていた福田選手にとって、結果を欲しがらなくて良いという言葉は、強い味方になったのではないでしょうか。
今日は福田選手以外にも、2軍から戻って初登板で「カーブ」を織り交ぜながら快投を見せた福谷選手や、駄目押しのホームランを放ったナニータ選手など、ドラゴンズファンにはポジティブなニュース盛りだくさんの試合でした。
福田選手の今年の覚醒は「本物」ということで良いですよね?
今日の満塁ホームランで終わりではなく、火曜日からもお願いします!