交流戦好調!西武ライオンズの打線が好調な理由を探ってみる。
こんにちは、グラブです。ドラゴンズファンです。
梅雨の時期は髪の毛が納得いく感じで決まらないのが嫌です。
セ・パ交流戦、前半の2カードが終了。
今年も全体的にパ・リーグ優勢の傾向がありますが、今年は昨年11位・12位だった読売ジャイアンツ・横浜DeNAベイスターズが好調です。
読売ジャイアンツはベテラン勢の復活で接戦を制しています。特に、内海選手・阿部慎之介選手といったこれまでチームを支えてきたメンバーが復活した点は、チームに良い影響を与えているに違いありません。
横浜DeNAベイスターズは、投手陣の安定が勝利につながっているのではないでしょうか。山口俊選手が怪我から復帰し、先発ローテーションを組みやすくなった点は、ラミレス監督にとっても大きな安心材料のはずです。
そして、今日にもマジック点灯?と言われている福岡ソフトバンクホークス。相変わらず強いです。中日ドラゴンズには勝ち越し、広島東洋カープには引き分けという結果ですが、今日からの横浜DeNAベイスターズ戦でどうなるか…目が離せません!
交流戦2位!西武ライオンズ打線の原動力はどこにある?
今年の交流戦で好調な西武ライオンズ。序盤の2カードが終了した時点では、29得点・13失点で得失点差+13。これは12球団中最も高い数値です。
今シーズン絶好調のメヒア選手を中心に重量級メンバーが揃う西武ライオンズですが、なぜこれほどまでに得点を重ねることができるのか。DH制を導入したバージョンの打線からその秘密を探ってみます。
▼6月5日のスターティングメンバー
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(中)秋山 :出塁率.421 / 長打率.439 / 得点圏打率.327
(左)栗山 :出塁率.436 / 長打率.452 / 得点圏打率.323
(一)メヒア :出塁率.350 / 長打率.596 / 得点圏打率.281
(指)中村 :出塁率.374 / 長打率.544 / 得点圏打率.196
(二)浅村 :出塁率.331 / 長打率.449 / 得点圏打率.268
(右)森 :出塁率.296 / 長打率.281 / 得点圏打率.133
(補)炭谷 :出塁率.250 / 長打率.253 / 得点圏打率.195
(遊)鬼崎 :出塁率.368 / 長打率.390 / 得点圏打率.323
(三)金子 :出塁率.325 / 長打率.343 / 得点圏打率.189
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上位4人はOPS.800超えの強打者揃い。森選手・炭谷選手が数字的には弱くなっていますが、そこを抜けるとまた出塁率3割超えの打者が続きます。また、長打率の高さからもパワーヒッターが多く並ぶ重量打線であることが伺えます。
しかし、得点圏打率に目を向けてみると秋山選手・栗山選手・鬼崎選手は3割超えと好成績ですが、クリーンナップの数値はそれほど芳しくありません。打てるバッターが揃っているのに、得点に結びついていないのでは?と思いそうになりますが、現在のパ・リーグの打点王はメヒア選手(52点)であり、浅村選手が8位(34点)です。
この噛み合わない数字データから、西武ライオンズが得点を記録するタイミングは、「1・2番の選手が単打もしくは四球で塁に出ているタイミングに、クリーンナップに長打が生まれるという法則があるではないか」と考えたのですが、実際の得点のケースを見てみると全く様子が異なりました。
クリーンナップは得点圏にランナーを抱えた状態で長打を放ち、西武ライオンズは得点を重ねていたのです。
つまり、チャンスを継続的に生み出すことができる1・2番が存在することによって、クリーンナップは幾度となくチャンスで打席に立つことができる…すなわち、重量打線に目が行きがちな打線ですが、秋山選手・栗山選手の活躍こそが西武ライオンズの得点の原動力となっていたのです。敗戦時の成績を確認してみると、秋山選手・栗山選手の出塁率が低い試合が目立ちました。
下位打線が作り出した数少ないチャンスを得点に変換できる力を持ち、ホームランで試合を変えることができるクリーンナップのためにチャンスを演出する。西武ライオンズが現在の打順でほぼ固定して進行しているのには、ちゃんと理由がありました。
まさに理想的な1・2番コンビですね!
理想的な1・2番…ドラゴンズファンとしては「アライバコンビ」を思い出さずにはいられません。
Youtubeでアライバのファインプレー集を見てから、眠りにつくことにします。