素人がそれっぽく語る、昨日のプロ野球。

野球経験はゼロさ。許しておくれよ。

【7月31日】7月最後のパ・リーグ天王山。軍配は北海道日本ハムファイターズ!

 

こんばんは、グラブです。ドラゴンズファンです。

 

7月31日のプロ野球は、6試合全てがホームチームの勝利。贔屓のドラゴンズと言うと…中継ぎ陣が踏ん張れず、打線も振るわずで2連敗。阪神タイガースの好調ムードを止めることが出来ず、Aクラス争いに遅れをとる形となってしまいました。

 

昨日の試合で最も注目を浴びたカードと言えば「北海道日本ハムファイターズ vs 福岡ソフトバンクホークス」のパ・リーグ天王山。シーズン序盤から圧倒的な強さを見せつけ、交流戦でも歴代最高勝率を記録してパ・リーグ首位を独走してきた福岡ソフトバンクホークス

 

しかし、6月から続いた球団新記録の15連勝を含め、7月の成績は「16勝4敗」と絶好調の北海道日本ハムファイターズが怒涛の追い上げ。ついにゲーム差は「4」まで縮まりました。

 

1勝1敗で迎えたカード最終戦。7月最後の天王山を制したのは、北海道日本ハムファイターズでした。

 

OPS1.133・大谷翔平選手がまた魅せた!

負けられない天王山。北海道日本ハムファイターズは先発をドラフト2位ルーキー・加藤貴之選手に託しますが、初回からいきなりホークス打線につかまります。内川選手・松田選手・中村選手が3連続タイムリー。

 

後続をなんとか抑えるも、1回の表が終了した時点で「3 - 0」というスコア。札幌ドームに駆けつけたファンの顔には早くも不安の影がよぎります。

 

しかし、ここですぐに反撃できるのが今年のファイターズ。29日の試合でお立ち台に上がった岡大海選手が2ベースヒットを放つと、続く西川選手にもタイムリー2ベース。1点を返してなおもノーアウト2塁のチャンス。ここで打席が回ってきたのが、3番・指名打者「二刀流」こと大谷翔平選手。

 

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岩嵜選手の初球。真ん中に甘く入ったストレートを振り抜くと、ボールはバックスクリーン左横に突き刺さります。札幌ドームで逆方向へのホームランがお馴染みとなりつつある大谷選手ですが、昨日も素晴らしいバッティングを見せてくれました。

 

今シーズンは「打率.354 / 出塁率.462 / 長打率.671」で打者としても本格的に覚醒。得点圏打率.311と、勝負強いバッティングも光ります。先発としての登板は前回から少し間隔が空いていますが、ベーブルースさんの記録を塗り替える「10勝10本塁打の2回達成」という前人未到の記録へ挑む大谷選手には引き続き注目です!

 

試合は一気に振り出しへ。ここから6回の表まで、両チーム無得点となる白熱の投手戦が繰り広げられます。

 

試合を決定づけた陽岱鋼選手…渾身のガッツポーズ!

勝敗が動いたのは6回の裏。西川選手が四球で出塁すると、大谷選手の空振りの間に盗塁を決めて1アウト2塁のチャンス。主砲・中田翔選手に打席が回ってきます。しかし、チームの勢いに乗れず打撃不振が続いている主砲。ここ最近5試合の打率の2割を切っています。

 

この打席も低めの球につられて簡単に追い込まれ、最近の不調を感じさせる打席になるかと思いきや…4球目にど真ん中に投げられたストレート(失投?)にしっかりと反応。あわやホームランかというフェンス直撃のタイムリー2ベースを放ちます。北海道日本ハムファイターズがついに勝ち越し。中田翔選手にとっても調子を取り戻すきっかけになりそうなヒットでした。

 

そして、なおも続く2アウト1・3塁のチャンスで打席には陽岱鋼選手。

 

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外角ギリギリを狙ったカットボールに対して体を反応させて、こちらもフェンス直撃のタイムリー2ベース中田翔選手同様に、最近は打撃不振が目立っていた選手が貴重なタイムリー。26打席ぶりのヒットに対して、陽岱鋼選手は渾身のガッツポーズで感情を爆発させました。

 

スコアを「6 - 3」とすると、後続は防御率1点台の宮西選手・マーティン選手がしっかりと押さえ込みます。これで北海道日本ハムファイターズがこのカードを勝ち越し、ついに福岡ソフトバンクホークスとのゲーム差は「3」まで縮まりました。

 

交流戦の頃までは全く想像もつかなかった展開。パ・リーグの首位争いがますます面白くなってきています。7月の勢いそのままに北海道日本ハムファイターズが8月も怒涛の快進撃を見せるのか?「鷹の祭典で弱くなるジンクス」を抜けた福岡ソフトバンクホークスがこのまま逃げ切るのか?この2チームの動向から目が離せません。

 

 

 

エアコンとの寒暖差にやられたか、鼻水が止まりません。

皆さんも、夏かぜと体温調節には気をつけてプロ野球観戦しましょう!