素人がそれっぽく語る、昨日のプロ野球。

野球経験はゼロさ。許しておくれよ。

【8月17日】8月の勝率はリーグ最下位。福岡ソフトバンクホークスが大ピンチ!

 

こんにちは、グラブです。ドラゴンズファンです。

 

谷繁監督の解任騒動以降、どんどんと歯車が噛み合わなくなっている中日ドラゴンズ。8月17日は本当に久しぶりの勝利。少しだけ安心しました。11カード連続の負け越しは何としても阻止すべく、今日の試合を勝利で飾ってほしいです。

 

福岡ソフトバンクホークスが「絶不調」

隙のない強力な打撃陣と、先発・中継ぎ・抑えの全ての役割において層の厚い投手陣。2015年に日本一に輝いた勢いそのままに、今シーズンも交流戦では歴代最高勝率で優勝、常にパ・リーグの先頭を走ってきた福岡ソフトバンクホークス

 

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しかし、7月から猛烈な追い上げを見せている北海道日本ハムファイターズとのゲーム差は、8月17日終了時点でついに「0.5」に。一時は10ゲーム以上の差をつけて突き放していたチームがすぐそこまで迫ってきています。

 

福岡ソフトバンクホークスの月別勝利数

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3・4月 :14勝08敗3分 / リーグ内勝率1位

5月    :18勝05敗1分 / リーグ内勝率1位

6月    :16勝06敗1分 / リーグ内勝率1位

7月    :11勝11敗0分 /  リーグ内勝率3位

8月    :05勝08敗0分 / リーグ内勝率6位

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調子を落とし始めたのは7月。投手陣に大きな崩れは無いのですが、強い福岡ソフトバンクホークスの象徴でもあった「強力打線」が振るわなくなってきています。オールスター戦後のチーム打率はなんと.222。

 

交流戦で大活躍だった城所選手/今宮選手が成績を落とし始め、8月に入ってからは内川選手が腰痛の為スタメンから離脱。その他の選手も7月後半から調子を落とし始め、最近5試合の打率が.300以上の選手は福田秀平選手のみ。

 

特に城所選手の落ち込みは激しく、交流戦首位打者の面影はどこへやら。7月の月間打率は.083。8月も現時点で.111と非常に苦しい状態です。ゲンダイDIGITALというソースは微妙ですが…つらい記事を書かれています。

headlines.yahoo.co.jp

 

7月以降「鷹キラー」となった2つのチーム。

なぜ、福岡ソフトバンクホークスは勝てなくなったのか。なぜ、強力打線はなぜ打てなくなってしまったのか。そのヒントは、7月以降の対戦チーム別成績に如実に表れていました。

 

福岡ソフトバンクホークス:対戦チーム別の勝敗状況

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対ハム:【6月まで】5勝5敗0分 / 【7月以降】2勝6敗0分

対千葉:【6月まで】9勝4敗1分 / 【7月以降】5勝3敗0分

楽天:【6月まで】8勝2敗1分 / 【7月以降】3勝2敗0分

対西武:【6月まで】5勝3敗1分 / 【7月以降】5勝2敗0分

対オリ:【6月まで】8勝1敗0分 / 【7月以降】3勝6敗0分

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7月以降のホークスは【北海道日本ハムファイターズオリックス・バファローズ】の2チームに対して大苦戦。首位チームのセオリーである「上位とは互角の勝負、下位チームから勝ちを奪う」形から一点、7月以降は「上位・下位にそれぞれ苦手チームを抱える」というリーグ3~4位のチームのような勝敗傾向となっています。そして、現在苦手としている2チームは、2014年にリーグ優勝を争った2チームでもあります。

 

天敵1:北海道日本ハムファイターズ

現在のホークスが最も苦手としているチームが、北海道日本ハムファイターズ。7月以降の8試合での成績は【2勝6敗0分・22得点/40失点】と散々な成績。

 

2勝は全て和田選手が先発しての勝利で、6敗中5敗が先発がノックアウトされての敗戦です。つまり、和田選手以外の先発ローテーションが悉くファイターズ打線の前に倒れているということになります。

 

そして、何よりも得点が奪えていません。7月以降のファイターズ戦いでホークスが4点以上を獲得したのは僅かに1試合のみ(ファイターズが4点以上獲得した試合は5試合)。特に加藤選手(4年目)・高梨選手(3年目)・有原選手(2年目)・加藤選手(1年目)といった若手投手陣と、それを支えるファイターズの選手会長・大野捕手の強気なリードの前に強力打線が振るいません。

 

天敵2:オリックス・バファローズ

前半戦は8勝1敗と大きく勝ち越していたはずが、7月以降一気に苦手チームとなってしまったのがオリックス・バファローズ。このチームの2枚看板である金子選手・西選手の前に強力打線が沈黙。

 

7月以降のバファローズ戦での成績は【3勝6敗0分・16得点/27失点】という状況で、とにかく得点が奪えません。特に西選手からは、7月以降1点もあげられていないホークス。コントロールの良い変化球中心の「打たせて取る投球」の前に完全に沈黙しています。 

 

 

 

最近では守備の乱れも目立ち、失策が原因で試合を落とすことも出てきた福岡ソフトバンクホークス。ファイターズの押せ押せムードとは反対に、首位でありながら重苦しい雰囲気がベンチにも漂っているように感じます。ファンからも工藤監督の采配に対して厳しい意見が飛んでいるようです。

 

ホークスの圧倒的有利という状態から一転、熾烈な首位争いとなったパ・リーグ。現在2位のファイターズと3位の千葉ロッテマリーンズも8月の勝率リーグ1位(8勝5敗)で猛追しています。まさかのどんでん返しがあるかもしれません。

 

2014年の再来?今年はパ・リーグの順位争いから最後まで目が離せません!