【7月28日】竜虎絢爛!セ・リーグ下位チームの打線爆発が波乱を呼び込む?
こんにちは、グラブです。ドラゴンズファンです。
ドラゴンズファンとしては、勝利に対する喜びよりも「何でこれまでそれが出来なかったの?」と言いたくなるような試合展開。7月28日の中日ドラゴンズは、3位の横浜DeNAベイスターズから15点を奪う一方的な試合展開で大勝でした。
そして、今シーズン初の4連勝を決めた阪神タイガース。歴史的なビッグイニングを飾った一昨日の勢いそのままに、昨日も猛虎打線が大爆発。ゴメス選手が来日初の1試合2本塁打を記録するなど、14安打・10得点の猛攻で東京ヤクルトスワローズを圧倒しました。
恐竜打線が覚醒!17安打15得点の猛攻撃!
負けられない戦いが続くシーズン後半戦で、いきなりの5連敗を喫した中日ドラゴンズ。ベンチのムードも暗く、あと1本が出ない拙攻もすっかりおなじみに。チームの立て直しには、何か「きっかけ」が必要でした。
その「きっかけ」となったのが、立浪和義さんの背番号を受け継いだ、次世代のミスタードラゴンズこと高橋周平選手の復帰。怪我による戦線離脱から約3ヶ月。待ちに待った復帰です。
大島選手・工藤選手の2者連続スリーベースで先制点を奪い、ビシエド選手の内野ゴロの間に1点を追加し、なおも2アウト・2塁のチャンス。復帰最初の打席は1回の裏、いきなりチャンスの場面で回ってきます。
外角低めの球をしっかりと引きつけ、レフト線に流し打ち。復帰後最初の打席から結果を残すと、大量リードで迎えた4回の裏には、1アウト満塁のチャンスでフェンス直撃のタイムリーツーベース。こちらも、外角に甘く入った球を見逃しませんでした。
結果的に15得点の大勝ではありますが、本塁打はエルナンデス選手のツーランホームラン1本のみ。つないで得点を重ねるのは恐竜打線の理想形。最近の打撃不振はなんだったのか…小笠原2軍監督の現役時代の言葉を借りるならば「思い出しました」と言わんばかりの猛攻、ご覧ください!
打線ばかりが注目されましたが、バルデス選手も「2失点」でしっかりと先発の役割を果たし、最後は小川選手がしっかりとゲームを締めてくれました。
高橋周平選手の復帰という「きっかけ」をしっかりと勝利につなげることが出来た、中日ドラゴンズ。まだまだ「混セ」は終わらせない!そんな意地を感じるナイスゲームでした。
4試合連続の2ケタ安打。猛虎打線が止まらない!
一昨日のゲームでは歴史的ビッグイニングを記録した阪神タイガースですが、昨日も勢いは止まりません。4試合連続の2ケタ安打で4連勝。チーム打率リーグ最下位の打撃陣が、ここにきて一気に開花しています。
1点ビハインドで向かえた4回の裏に原口選手が同点のタイムリーを放つと、続くゴメス選手が2ランホームラン。さらには北條選手のスクイズでリードを広げ、東京ヤクルトスワローズのエース・小川選手を追い詰めます。
5回の裏も、2アウト満塁のチャンスで原口選手が走者一掃のタイムリーツーベースを放つと、続くゴメス選手が2ランホームラン。まるでシンクロしているかのような活躍で、5番・6番を務める2人が大量得点を生み出しました。
チームイベントは打撃不振に陥りやすいというイメージがありますが(「鷹の祭典」のイメージが強すぎるのかもしれません)、「ウル虎の夏」で一気に調子を取り戻した阪神タイガース。ホーム・甲子園の力を見事に味方につけています。
高橋聡文選手の不調が気になりますが、最近は「マテオ選手・藤川選手・ドリス選手」が好調で中継ぎ陣も安定。強い阪神タイガースが戻りつつあります。
そして今日からは甲子園で「中日ドラゴンズ vs 阪神タイガース」の3連戦がスタート。リーグ4位で肩を並べる2チームの対戦ではありますが、リーグ戦の順位を左右する、現在勢いに乗っているチーム同士の直接対決は注目です。
竜と虎、軍配が上がるのはどちらでしょうか!?