素人がそれっぽく語る、昨日のプロ野球。

野球経験はゼロさ。許しておくれよ。

【7月27日】10打席連続安打で猛虎打線爆発!ここから一気に反撃か?

 

こんにちは、グラブです。ドラゴンズファンです。

 

「ウル虎の夏」という事で、昨日は阪神タイガースファンの「とす」と一緒に甲子園まで野球観戦に行きました。久しぶりの甲子園!

 

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試合開始から1時間半以内に入場すれば「限定ジャージ」がもらえるという事もあり、スタンドは満員。2回の表、東京ヤクルトスワローズの攻撃から観戦しましたが、僕たちが到着した時で既に甲子園は黄色に染まっていました。

 

能見選手が立ち上がりを攻められ「ノーアウト満塁」という大ピンチを迎え、今日はヤクルトの圧勝か…と思ってみていましたが、三振とダブルプレー阪神タイガースはこのピンチを切り抜けます。

 

そして、ここから猛虎打線が大爆発。プロ野球の歴史において80年ぶりの出来事となる10打数連続安打。打者14人(2四球・犠打を挟む)の猛攻撃という記録的な瞬間に立ち会う事になるとは、思ってもいませんでした。

 

5番・原口選手が1イニング5打点の球団記録!

猛虎打線が爆発したのは4回の裏の攻撃。東京ヤクルトスワローズ・杉浦選手の投球は決して悪くは無かったのですが、先頭の江越選手が高めに浮いたカーブを弾き返すと、続く福留選手が難しいボールをレフト前に運んでノーアウト1・2塁のチャンス。

 

打席には、最近5試合の打率.350と好調の原口選手。

 

ヤクルト側のサインは徹底した内角攻め。インコースの厳しいコースにストレートが投げ込まれますが、ボールカウントをフルカウントまで持ち込むと、打たせて取りにかかった外角低めのチェンジアップをフルスイング。

 

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バレンティン選手の動きを見る限り、深い場所に落ちる外野フライかと思って見ていましたが、ボールは追い風に乗ってスタンドへ。僕たちの座席の近く、フェンスのギリギリに飛び込みました。

 

このホームランをきっかけに、ここから怒涛の7得点。さらに1アウト満塁のチャンスで再び打席に立った原口選手は、レフトへの2点タイムリーヒットを記録。金本監督が持つ球団記録である「1イニング5打点」と並ぶ活躍を見せました。

 

4回の裏は何度「六甲おろし」を聞いたことか(笑。

 

セ・リーグを代表する「打てる捕手」としてのポジションを確立しつつある原口選手。阪神タイガースの逆襲劇のカギを握る選手の1人であることは間違いありません。

 

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序盤にこそピンチを迎えたものの、終わってみれば「104球・5安打・1四球」で完封勝利をあげた能見選手のピッチングも圧巻でした。ワンバウントするボールで空振りを誘い、変化球で内野フライを築くピッチングは、能見選手の全盛期を感じさせるような内容だったと思います。

 

故障者続出…心配な東京ヤクルトスワローズ

昨日は投手陣が踏ん張れずに大敗を喫した東京ヤクルトスワローズですが、「火ヤク庫」とまで言われる強力打線を支えてきた主力選手の離脱が相次いでいます。

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畠山選手 :6月11日に離脱・全治2ヶ月程度 

川端選手 :7月18日に離脱・全治4週間以上

雄平選手 :7月27日に離脱・不明

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3選手ともに復帰は8月中旬以降になると思われ、畠山選手・川端選手にいたっては重度の怪我のため、そこからすぐに本調子レベルの活躍ができるかというと、わかりません。打線の中軸を支えてきた選手の離脱は、東京ヤクルトスワローズにとって大きな痛手になっている事は間違いありません。

 

幸いにも、離脱前・離脱後を比較した際にチーム打率・得点力の低下が大きくみられるようなことはありませんが、それはあくまで現時点での話。これから夏本番を迎える中で調子を維持できるかというと、レギュラー出場の多くなかった選手がスタメンを固めていくというのは、体力的な面でも不安です。

 

今シーズン不調の投手陣(特に先発)には、一刻も早い復調が求められます。

 

 

 

阪神タイガースの復調で、混戦ムード再来の気配がするセ・リーグ中日ドラゴンズは、ここ最近の鳴かず飛ばずで置いてけぼりを食らっているように思いますが…下位チームの奮起で、夏のシーズンも盛り上がってほしいです。

 

甲子園はシートが狭いのが難点ですが、あの独特の雰囲気と阪神タイガースファンの熱い応援に、自然と気持ちが高揚しました。選手との距離が近いのも魅力だと思います。

 

やっぱり生の野球観戦は楽しいですね。球場の空気は最高です!