「混セ」は終了?7月の勝敗状況から探る、両リーグの順位争いの行方。
こんにちは、グラブです。ドラゴンズファンです。
通勤電車の中でも「ポケモンGO」をやっている人を多く見かけましたが、電車の速度に合わせてのプレイは至難の業。
タイミングを上手く合わせないと、ポケモンもアイテムも手に入りません。僕は2分であきらめましたが、多くの方が器用にタイミングを合わせてポケモンを捕まえています。凄い!
後半戦が始まり2カードが終了しました。
広島東洋カープの11連勝・北海道日本ハムファイターズの15連勝と、6~7月は「連勝」に絡んだニュースが多くありましたが、連勝しているチームがあるということは、負け込んでいるチームもいるということです。
この連勝・連敗が大きく影響し「混戦状態のセ・リーグ、Aクラス内の首位争いが面白いパ・リーグ」という状態で突入した後半戦ですが、この後半戦2カードを終えた時点でどうやら様子が変わってきています。
セントラル・リーグ / 「混セ」終了の兆し?
広島東洋カープの1強状態は相変わらずで、2位以下が混戦ムードも相変わらず。順位表を見る限りは「どのチームがAクラス入りしてもおかしくない」のですが、7月のセ・リーグ勝敗推移を見てみると、そうではないことがわかります。
▼各チームの7月の勝敗状況
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広島 / 11勝05敗:○●○○●○○○○●○○●○○●
巨人 / 10勝06敗:●●○○●○○○●○○○○●●○
横浜 / 10勝08敗:●○●○○○●●●●○○●○○○○●
東京 / 08勝08敗:○○●●●○●○●●○●●○○○
中日 / 06勝11敗:○●○●○●○●○●●●●○●●●
阪神 / 05勝12敗:●○●●●○●●●○○●●●●●○
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7月に入ってから1度も連勝できず、ここ最近は連敗が続く中日ドラゴンズ。そして、後半戦開始早々に5連敗を喫してしまった阪神タイガース。この下位2チームは、負け数が勝数に対してほぼダブルスコアです。
それにより上位3チームが勝ち越しという状況が発生しており、これまでの混戦状態から「上位チームが下位チームから勝ちを奪う」構図が確立しつつあります。
つまり、後半戦開始から2カードが終了したタイミングで、セ・リーグは「上位3チームに対して東京ヤクルトスワローズがどれだけ食らいついていけるか」という状態に移り変わったことがわかります。「混セ」は終了の兆しを見せているのです。
しかし、中日ドラゴンズ・阪神タイガースと上位チームのゲーム差が絶望的な状況かというと、そうではありません。それぞれ得意とするチームに対しては、勝ち数が負け数を2倍以上も上回っています。
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中日ドラゴンズ:【得意】巨人(8-3) 【苦手】広島(5-10) / 東京(6-12)
阪神タイガース:【得意】横浜(8-4) 【苦手】広島(5-13) / 巨人(5-10)
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広島東洋カープに対してどれほど食らいつくことができるか、そして、次点で苦手としているチームから勝ちを奪えるか。この2チーム復調のカギはここにあるのではないでしょうか。
※出典:プロ野球「後半戦に大どんでん返し!?」データ分析で大予測!! - グノシー
パシフィック・リーグ / Aクラスの3チームはほぼ確定!
首位争いが面白くなってきたパ・リーグですが、上位2チームの強さが圧倒的のため、3位以下のチームは非常に苦しい戦いを強いられています。また、3位の千葉ロッテマリーンズと4位の東北楽天イーグルスのゲーム差が現時点で「12.5」とかなり開いてしまっているため、Aクラスとなる3チームはほぼ確定と思われます。
▼各チームの7月の勝敗状況
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福岡 / 09勝08敗:●●●●○○●○○○○●●○○●○
ハム / 13勝02敗:○○○○○○○○●○○○○○●
千葉 / 07勝08敗:○●○○○●●●●●●○○●○
東北 / 06勝09敗:○○●●○●●●○○●●●○●
西武 / 05勝12敗:●●○●●●○●●○●●○●●○●
オリ / 08勝09敗:●○○●●●○○●○●○○●●●○
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首位を独走していた福岡ソフトバンクホークスですが、今月の勝ち越しは僅かに1つのみ。北海道日本ハムファイターズが怒涛の連勝で追い上げています。このまま反撃ムードが継続し、10ゲーム差以上あった状態からの逆転劇はあるのか?注目です。
4位以下のチームはBクラス内での順位争いになってくる可能性が非常に高いのですが、各チーム課題は明確で「投手陣の立て直し」です。我慢の戦いが続くとは思いますが、来シーズンでの逆襲に向けた準備を進める8-9月にして欲しいです。
※出典:プロ野球「後半戦に大どんでん返し!?」データ分析で大予測!! - グノシー
パ・リーグは昨年とほぼ同様の順位になりそうですが、セ・リーグはシーズン当初の予想を大きく裏切る展開です。ここから読売ジャイアンツの「メイクミラクル再来」というのも囁かれていますし、本当にまだまだ分かりません。
大谷選手の10勝10本塁打の2回達成や、山田選手の3冠王(最大13冠王)など、大きな記録もかかった今シーズン。順位も個人記録も目が離せませんね。