素人がそれっぽく語る、昨日のプロ野球。

野球経験はゼロさ。許しておくれよ。

鷹キラー!有原航平選手に2年目のジンクスは関係ない!

 

こんにちは、グラブです。ドラゴンズファンです。

各所で投手戦が繰り広げられた7月2日。我らが中日ドラゴンズは、阪神タイガースの左のエース・能見選手の前に倒れました。球は荒れていたように感じましたが、それが逆に良いコースを突く形になり、あと1本が出ませんでした。

 

昨日「ついに」と言うか「ようやく」と言うか、12カードぶりに負け越しが決定した福岡ソフトバンクホークス。2015年シーズン・新人王の有原航平選手のピッチングの前に、1点も取ることが出来ませんでした。

 

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2年目のジンクス」なるものに多くの選手が苦しむ中で、昨年を遥かに上回る成績を記録している有原航平選手。防御率1.88はパ・リーグ2位。そして与四球18は、80イニング以上を投げている投手の中では最も少ない数字です。

 

栗山監督も「エース格の投げ方」と絶賛!

日本ハムファイターズには、球界のエース・大谷翔平選手がいます。その活躍は言わずもがな。本格的な2刀流として覚醒しつつある今シーズンですが、本日7月3日は初球先頭打者ホームランまで記録しています。

 

しかし、栗山監督が大谷翔平選手のことを「エース」と呼んでいるところを、目にしたことは無いように思います。

 

そんな中、昨日に栗山監督は次のように語っています。

「今年はなかなか先発と中継ぎが出遅れて、開幕の時に『さぁ、これで』と準備できてなかった時に、ずっと有原が救ってくれた。エース格の投げ方で。投手のエースを作らないといけないのはチームの課題だった。翔平は打っているので別物。そういう意味で、すごく前に進んでくれた」

 

福岡ソフトバンクホークス戦での勝ち越しへの喜びがあってかもしれませんが、栗山監督は有原航平選手をエースとして評価しています。

 

有原流の投球スタイルとは?

189cmという長身から放たれる150kmを超えるストレートのイメージが強く「力で押すタイプ」と思われがちな有原選手ですが、時折投げるチェンジアップは110〜115kmで、ストレートとの球速差は45km以上。昨日の福岡ソフトバンクホークス戦でも、このチェンジアップが非常に効果的でした。

 

8回を投げて9奪三振、シーズンをかけての奪三振61もパリーグ内10位の好記録ですが、有原選手自身は自らを「打たせて取るタイプ」と語ります。実際に、今シーズンはかなりゴロアウトが増えています。

 

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パワプロのステータスでもしっかり反映されていますが、今シーズンの有原選手の「打たせて取る」スタイルを支えているのが「左打者の内側に食い込むカットボール」。春季キャンプで吉井理人投手コーチから指導を受けて磨き上げたこの微妙に変化する球が、有原選手の大きな武器となっています。

 

それが特に発揮されているのが、強力な左打者が揃う福岡ソフトバンクホークス戦。 内側に投げ込まれるカットボールが芯を外し、なんと今シーズンは対福岡ソフトバンクホークス3勝0敗。独走する強豪を仕留める「鷹キラー」となっています。

 

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 ストレート・カットボール・チェンジアップの3つの大きな武器を持ち、今シーズンは制球力もパワーアップしてきている有原選手。勝利数8という数字も現時点でリーグ2位(同立)。最多勝も狙えるポジションにいます。

 

エース・有原航平の活躍から目が離せません!

 

 

 

今回改めて思ったのが、北海道日本ハムファイターズは本当にドラフト強いですよね。ダルビッシュ選手・陽岱鋼選手・中田翔選手・大谷選手、そして有原選手。ドラフト1位指名の選手がこれだけ活躍しているチームは他に無いです。

 

うらやましいっ…!