【2016年】プロ野球12球団の「先発ローテーション」は? / セ・リーグ編
※8月7日に更新版を作成しました!
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こんにちは、グラブです。ドラゴンズファンです。
7月10日の選挙に向けての街頭演説が始まったおかげで、仕事の電話が聞き取りづらくて大変です…。
交流戦の振り返り2日目は、セ・リーグ各チームの先発ローテーションを独断と偏見で整理してみました。
チームによって差はありますが、各チームともに先発ローテーションが固まりつつあります。表ローテ・裏ローテがそれぞれどうなっているのか、意外とまとまっているサイトが少なかったので、ここでまとめてみたいと思います。
数字は2016年6月22日時点のものをベースとしています。
広島東洋カープ
▼投球回トップ3
ジョンソン:防御率2.10 / 7勝5敗
黒田 :防御率2.85 / 5勝3敗
野村 :防御率2.41 / 8勝2敗
↓
▼先発ローテーション
ジョンソン⇒野村⇒九里⇒黒田⇒岡田⇒中村
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広島東洋カープを支える3本柱、ジョンソン選手・黒田選手・野村選手が防御率2点台をキープ。勝敗を決するイニングまでしっかりと投げきり、ゲームを作ることができていることがわかります。
現在セ・リーグ首位独走中。この3人と若手の注目投手を交互に投げさせる形の「表裏混合型ローテーション」が広島のスタイルです。
個人的に気になっているのが、0勝2敗と勝ち星こそまだですが、防御率2.80でしっかりと先発ローテーションに入っている1年目・岡田選手。中盤戦以降もローテーションの一角を担うことができるのでしょうか。注目です。
読売ジャイアンツ
▼投球回トップ3
菅野 :防御率0.88 / 5勝3敗
高木 :防御率4.62 / 4勝6敗
田口 :防御率2.85 / 3勝5敗
↓
▼先発ローテーション
菅野⇒今村⇒高木⇒田口⇒内海⇒大竹
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マイコラス選手・ポレダ選手といった、2015年のシーズンを支えた外国人投手が怪我などの理由で離脱。杉内選手の穴も大きい。2016年は序盤から苦しい先発ローテーションが続いている読売ジャイアンツ。野球賭博の問題もありました。
菅野選手の成績は圧巻。セ・リーグを代表するエースと言っても過言ではありません。しかし、それ以外のメンバーの成績は微妙。防御率4点台の投手がローテーションに並んでいる状態です。
そんな中、マイコラス選手が6月25日に復帰先発予定というニュースが入ってきています。ここから盛り返すことができるのか?助っ人の活躍と、内海選手・大竹選手といったベテラン勢の復調か、チームの順位を左右することになりそうです。
中日ドラゴンズ
▼投球回トップ3
若松 :防御率4.07 / 5勝5敗
吉見 :防御率2.58 / 3勝2敗
↓
▼先発ローテーション
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シーズン序盤は各方面から「どうなることやら」と言われ放題だった中日ドラゴンズの先発ローテーションですが、交流戦の防御率は12球団中1位。完投できる投手が少なく中継ぎの酷使が不安ではありますが、先発ローテーションは安定。
怪我から復帰してローテーションに戻ってきたエース・大野選手が、防御率1.93と好調。そして、バルデス選手・ジョーダン選手といった助っ人の活躍が光ります。次世代エース候補の若松選手の乱調は気になるところですが…。
中日ドラゴンズの場合は、投手面よりも打撃面。投手陣の好投に野手がどれだけ応えられるかに懸かっています。
阪神タイガース
▼投球回トップ3
メッセ :防御率3.02 / 6勝5敗
藤浪 :防御率3.25 / 4勝3敗
岩貞 :防御率2.64 / 4勝4敗
↓
▼先発ローテーション
藤浪⇒岩貞⇒メッセンジャー⇒岩崎⇒能見⇒青柳
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岩貞選手・青柳選手といった「若虎」メンバーの台頭と、藤浪選手・岩田選手といったこれまでチームを支えてきた投手の乱調、良い話題と悪い話題が交錯する阪神タイガースの先発ローテーション。
表ローテを担う、藤浪選手・岩貞選手・メッセンジャー選手はそれぞれ「完投する力」を持った投手。中継ぎ陣の不調を抱える現在のチーム状況において、いかに表ローテで勝ち切ることができるかが勝負の分かれどころではないでしょうか。
そして、注目の「若虎」がシーズンを通してローテーションを守りきれるか。ここも重要なポイントです。
横浜DeNAベイスターズ
▼投球回トップ3
井納 :防御率2.80 / 4勝6敗
山口 :防御率3.22 / 5勝3敗
石田 :防御率2.91 / 5勝3敗
↓
▼先発ローテーション
山口⇒モスコーソ⇒石田⇒久保⇒井納⇒今永
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シーズン平均防御率はセ・リーグ1位の横浜DeNAベイスターズ。 クオリティスタートを決めるとほぼ負けないというジンクスを持ちます。そして、逃げ切った先には、三上選手や守護神・山崎選手が待っています。
このローテーションの注目箇所は、なんといっても石田選手・今永選手の2年目・1年目コンビ。共に防御率は2点台、三振を多く奪うことができる強力な若手ピッチャーの出現は、チームにとって大きなポジティブ要素です。
打線のムラが激しく、圧勝か惜敗かという横浜DeNAベイスターズ。中日ドラゴンズ同様に打撃面の課題が多いのかもしれません。
東京ヤクルトスワローズ
▼投球回トップ3
小川 :防御率4.57 / 3勝3敗
原樹理 :防御率5.82 / 2勝7敗
山中 :防御率4.55 / 3勝5敗
↓
▼先発ローテーション
小川⇒山中⇒原⇒デイビーズ⇒新垣⇒古野
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山田選手を筆頭に強打者が揃い、12球団中屈指の打率・得点力を誇る東京ヤクルトスワローズ。しかし、防御率は12球団中で圧倒的最下位。これは、リーグ最下位に低迷した2013年・2014年のシーズンと同じ状況です。
先発ローテーションを見ても、投球回が70イニングを超えるのは小川選手のみ。(小川選手の成績も芳しくありませんが)多くの先発メンバーがゲーム早々にノックアウト、ベンチに下がっている様子がうかがえます…。
投手陣が優勝を決めた2015年シーズンのイメージを取り戻すことができるか。中継ぎ陣も含めて、投手陣の復調は急務です。
次回はパ・リーグについてまとめてみます!