【ドラゴンズファン】勢いを失った恐竜打線…中日ドラゴンズの打撃不振が深刻過ぎる。
こんにちは、グラブです。ドラゴンズファンです。
最近はドラゴンズファンにとって苦しい日々が続いています。
昨日の負けで3連敗。借金も3に膨れ上がってしまいました。交流戦全体としても勝率5割以下が確定。セ・リーグが全体的に劣勢なのでリーグ内での差はあまり開いてはいませんが、今年も不甲斐ない結果になってしまいました。
先発が好調な時に限って中継ぎが失点したり、敗戦処理に回った中継ぎ陣がなぜか普段以上のピッチングをしたりと、投手陣の調子が噛み合わないことも多いのですが、そんなことよりも、何より「とにかく打てないこと」が最大の課題です。
先発ローテーションに不安があったり、中継ぎの調子が安定しなかったりという話題は上がりますが、中日ドラゴンズの投手陣は交流戦の防御率2.40と12球団中1位の好成績を残しています。対する打撃陣は、打率.204と12球団中最下位。
交流戦これまで14試合のうち、4点以上の得点を記録したのは僅かに3試合だけ。12試合で相手投手にクオリティ・スタートを決められています。
投手陣が好調なので、試合自体は接戦にもつれ込むことが多いです。しかし、打撃陣は得点はおろか出塁もできません。また、せっかくノーアウトでランナーが出塁しても、次の打者でダブルプレー。そして個人的に1番気になるのは、最近は特に全体的に早打ちの傾向があり、相手投手の体力温存を手助けしているような形になってしまっていることです。
打線の要となるべきメンバーの成績がとにかく目も当てられない状況。
ここ最近5試合の成績の成績を見てみると、、、
-----------------------------------
(中)大島 :打率.263・出塁率.272
(二)荒木 :打率.111・出塁率.190
(左)ナニータ:打率.211・出塁率.238
-----------------------------------
1・2番と4・5番を務める選手の成績が…これでは得点が入りません。
比較的好調な平田さんは腰痛の影響で安定せず、堂上さん・杉山さんが好調でも、せっかく2人でチャンスを広げたところで、上位陣が今の成績では得点に結びつきません。
-----------------------------------
(右)平田 :打率.333・3打点 / 四死球4個
(遊)堂上 :打率.333・2打点 / 四死球3個
(補)杉山 :打率.455・1打点 / 四死球なし
-----------------------------------
また、上位陣が打てないということは、チャンスの場面で平田さんに打席を回すこともできていないということです。「残念な打線」としか言いようがありません。
それではスタメン以外で…と考えてみても、ここ最近の中日ドラゴンズは代打成功率も2割未満。代打を送り込んだところで結果は同じです。15日の試合における控えメンバーを見てみると、最近5試合の打率.000が並んでいます。
パ・リーグの投手はストライク先行で積極的に攻めてくる傾向がありますが、早打ちで凡退では相手の思う壺です。不調である今は、しっかりとボールを見極めることを意識し、チーム全体として「とにかく出塁」することが大切です。
大量得点ではない、守りの野球こそが中日ドラゴンズの真骨頂だと、胃が痛いゲームが続くことはファンも覚悟しています。しかし、勝つためには得点が必要です。交流戦の最終戦は、おそらく大谷選手が待っています。このままでは手も足も出ないままゲームセットかもしれません。
今日は小笠原慎之介さん、3度目の登板です。
もうここからは全勝の気持ちで行きましょう!頑張れ、中日ドラゴンズ!