先発がQSを決めたら、横浜DeNAベイスターズは負けない!
こんばんは、グラブです。ドラゴンズファンです。
北海道物産展で買ったジャガポックルを食べながら更新します。
現在、交流戦4位と好調な横浜DeNAベイスターズ!
昨年はセ・リーグ首位の状態で交流戦に入ったものの、3勝14敗という成績で最下位。大きなトラウマを背負って迎えた今年の交流戦、横浜DeNAベイスターズは現在6勝5敗で勝ち越し、4位と好調です。
山口選手の離脱で先発陣は若手中心。他にも、梶谷選手・筒香選手といった打線の要を欠く試合が続き、シーズン序盤は苦しい試合が続きました。借金は最大で11…今年も厳しいのでは?と言われていたのは昔の話。
今では勝率.500。借金を完済し、セ・リーグ3位につけています。
2016年のマシンガン打線は一味違う。
スタメンに左打ちが多い横浜DeNAベイスターズは、DH制の場合は打者9人中6人以上が左打ち(両打ち含む)という尖った特徴を持ちます。
そんな中でも、対戦チームの脅威となっているのが2〜6番に控える下記のメンバー。
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(二)石川 :最近5試合は打率.300超え
(左)筒香 :OPS1.009 / 本塁打.14本
(遊)倉本 :打率.300付近で安定
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打線の中軸選手の多くが打率.300以上という、安打を量産する強力打線は、まさにマシンガン打線。
筒香選手に依存しない、あらゆる打者が得点を狙える成績を残しているところが、今年のマシンガン打線の強みです。倉本選手・宮﨑選手といった若手から、石川選手・下園選手といったプロ通算10年以上のベテラン選手まで。特に交流戦に入ってから絶好調の宮﨑選手の活躍は、注目です。
6月4日の試合で見せた宮﨑選手の逆方向へのホームランは、交流戦終了後の活躍も予感させるパワフルな一発だったと思います。
先発がQSを決めると負けないジンクス。
山口選手が怪我から復帰し、一気に層を増した横浜DeNAベイスターズの先発陣。山口選手は、6月5日に完封勝利をおさめた千葉ロッテマリーンズ戦で完全復活を遂げたと思われます。
セ・リーグ内のチームで唯一「安心した先発ローテーションが組めるチーム」と言われている横浜DeNAベイスターズですが、5月4日以降、QS(クオリティ・スタート)を決めると負けないというジンクスがあります。
特に注目したいのは、ドラフト1位・今永選手。前半の4連敗から一転の5連勝。ここぞというタイミングで見せる制球力と、伸びのあるストレートは1年目とは思えません。立ち上がりに少しボールが高めに行きがちになる点以外に弱点はないのではないかと思うほどです。
好調なマシンガン打線と、全員が7〜8イニングを投げ切ることのできる先発陣。
シーズン前評判でも「3位予想」とする野球評論家が多くあったチームですが、不調だったシーズン序盤を経て、そのポテンシャルが発揮されつつあります。
みんな揃って勝ったり負けたり…今年も「小さなセ界」継続ですね。