素人がそれっぽく語る、昨日のプロ野球。

野球経験はゼロさ。許しておくれよ。

【ドラゴンズファン】2016年6月10日 / vs西武ライオンズ - 1回戦

 

こんばんは、グラブです。ドラゴンズファンです。

玄関の前で大きな蛾に遭遇して久しぶりに本気でビビりました。

 

中日ドラゴンズ 0 - 1 西武ライオンズ

2016.06.10 / 西武プリンスドーム

 

散々な結果に終わってしまった打撃陣と、不可解な「12回」の采配。

投手陣の好投もむなしく、またしても借金生活へ。なかなか連勝して軌道に乗ることが出来ません。改めて、勝つことの難しさを痛感させられる試合となりました。

 

  

12回の采配は、素人目線でも「おかしい!」と言えるレベル。

昨日の敗因は打撃陣の不振にあるというのは明らかですが、サヨナラを許してしまった12回は攻撃・守備には首脳陣側の采配ミスがあったと思います。まるで勝利へのこだわりを感じられない、進んで負けに行ったかのような采配。これは素人眼にも「おかしい!」と言いたくなるレベルです。

 

①活かせなかった、最後のチャンス。

12回の表、亀澤さんが1アウトから意地のツーベース。7回以降、ランナーを得点圏に進める事すらできなかった中日ドラゴンズにとって、この日最後にして最大のチャンスが訪れます。

 

続く打者は堂上直倫さん。

この日、2安打を記録しているものの…7回の2アウト1・2塁のチャンスで凡退してしまった選手でもあります。ここは僕個人としても迷いどころではありましたが、首脳陣は代打を送らないという判断を取りました。

 

結果は、進塁打にもならない当てただけのピッチャーゴロでした。しかし、ここは責められません。この日、チーム全体として5安打のうち2安打を放っていた堂上直倫さんは、唯一打撃面で「不調ではない」と思われる打者でした。

 

問題は次の桂さんの打席です。

 

11回まで投手陣をリードし、強力な相手打線をゼロに抑えてきました。しかし、この日は4打数・0安打で出塁すらしていません。今シーズン全体としても打撃の不調が目立つ桂さん、出塁率も2割台。正直、このシーンで期待出来る打者ではありません。

 

控えにいる杉山さん・野本さんが登場するかというシーンですが…首脳陣はここでも代打を送りません。そして、わずか3球でショートゴロに仕留められます。

 

なぜここで、代打を送り込まなかったのか。最後のチャンスに、不調の選手をそのまま打席に送り込む理由はあるでしょうか。勝利へのこだわりを持つのならば、ここで流れを変えるべきでは?と疑問が残ります。

 

②タジ魔人をイニング跨ぎで起用。

敗北を喫したこの試合、最大の采配ミスはここにあると思います。

 

連続無失点記録が終了し、気持ちの切り替えも含めて挑んだと思われる11回。3者凡退には抑えたものの、変化球が真ん中に集まってしまっていた様子は、昨年の不調期の田島さんを思い起こさせるような投球内容でした。タジ魔人が完全な状態でないことは、誰の目にも明らかでした。

 

しかし、首脳陣はこの試合で田島さんを今季初のイニング跨ぎで起用します。

 

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そして、12回裏の秋山選手のサヨナラタイムリー。チーム得点圏打率1位、ここぞという場面に飛び出したタイムリーヒットでした。

 

控え投手にも余裕があったはずの中日ドラゴンズでしたが、なぜここで今シーズン初めてのイニング跨ぎという判断になったのでしょうか。絶対に同点で終わらせなければいけないイニングです。ノーアウトでランナーが出たタイミングで交代を考えても良い場面です。

 

「極限の場面を経て成長してほしい」という願いがあってかもしれませんが、昨シーズンに福谷さん・又吉さんに対して同じような采配を行い、負け続けてきたパターンです。今シーズンもこれが始まったかと思うと、先が思いやられます。

 

動画で振り返る、昨日の中日ドラゴンズ

 

①全体ハイライト

両チームの投手陣が好投したため、12回で決着がついた試合ではありますが、かなりハイペースで試合は進んでいきました。

www.youtube.com

 

②秋山選手のサヨナラタイムリ

2アウト1・3塁のチャンスでしっかりと得点につなげた秋山選手。この強打者を相手に、タジ魔人は踏ん張り切ることができませんでした。

www.youtube.com

 

今回の敗戦はあまりにも納得がいかなくて、ついつい愚痴っぽくなってしまいました。

しかし、交流戦2位の強力打線を相手に得点を許さなかった投手陣の活躍は、投手王国の復活を感じさせる内容です。

 

 

 

気持ちを切り替えて、残り2連勝でカード勝ち越しを決めましょう!

頑張れ、中日ドラゴンズ