素人がそれっぽく語る、昨日のプロ野球。

野球経験はゼロさ。許しておくれよ。

打てる捕手!原口選手の快進撃は「シンデレラストーリー」なんかじゃない。

 

こんばんは、グラブです。ドラゴンズファンです。

週明けも風邪を引きずっております。いやーな咳が止まりません…。

  

 

中日ドラゴンズ 2 - 0 東北楽天ゴールデンイーグルス

2016.06.05 / ナゴヤドーム

 

ホームでの3連戦、最終戦にてようやく勝利!

 

吉見さんの好投から、ピンチで登板もしっかり抑えた小川さん。そして最後は安定のタジ魔人でピシャリ。ロースコアの胃が痛くなる展開ながらも投手陣がしっかり守りきる「投手王国」時代を思い起こさせるような試合運びで見事な完封メドレーでした。最終回に田島さんが登場した時の安心感はすごいですね。

 

一方で、打撃陣の課題は残ります。2打点をあげたビシエドさんですが、この日も無安打・2三振と調子は戻ってきていません。チーム全体としてもこの日は3安打と貧打が目立つ状況が続いています。

 

本州と同時に中日ドラゴンズの打線も梅雨入り…では困ります。

 

明日からの京セラドームでは、東京ヤクルトに3戦全勝と勢いに乗るオリックス・バファローズが相手です。破壊力抜群の強力打線を相手にする以上、打撃陣の復活は必須。打てなきゃ勝てない3連戦です。次こそカード勝ち越しをお願いします!

 

 

ファン投票1位!打てる捕手、原口選手の快進撃が止まらない!

本日のオールスターファン投票・第2回中間開票状況で、阪神タイガースの原口選手がセ・リーグ捕手部門で1位と発表されました。

 

f:id:glovetoss:20160606202030j:plain

 

2009年にドラフト6位で阪神タイガースに入団後、ファームで好調な成績を残して板原口選手は「まさにこれから!」という時に椎間板ヘルニアを患い育成契約に。その後もけがに苦しみ辛いシーズンを過ごしてきました。ファームに復帰後は、下柳氏や掛布2軍監督のもとで指導を受けて成長し、ついに2016年に開花した苦労人です。

 

原口選手の歩みについてはこちらの記事で詳しく取り上げられています。

 

下の動画では「1:30~4:40」あたりが原口選手の特集になっていますが、掛布2軍監督の原口にかける思いの強さが凄いですね。

 

www.youtube.com

 

掛布2軍監督は「1軍に上がる選手には2軍で4番を経験させる」と過去に語っていたのを見たことがありますが、その理由としては、たとえ2軍であれど4番は打撃の要であり、「自信・準備」の両方が備わっていないと立てる打順では無いからだそうです。

 

原口選手は黙々と練習に取り組む選手、つまり準備を絶対に怠らない選手で、掛布2軍監督はその姿に惚れ込んだと言います。コツコツと積み上げる練習の中で自分に自信を付け、その感覚を失わないようにトレーニングを継続する姿を見てきた掛布2軍監督は、原口選手を2軍の4番に迷わず指名しました。

 

では、1軍での成績はどうでしょうか?

 

打率.343 / 本塁打.5本 / 出塁率.425 / 長打率.520 / 得点圏打率.406

 

規定打席に到達していないものの、これは12球団の全捕手中で最高の打撃成績です。チャンスで強いイメージがありますが、それも納得。現時点でセ・リーグ首位の新井貴浩選手の得点圏打率.389を上回る数値です。

 

「シンデレラストーリー」と称される原口選手の活躍ですが、バックグラウンドを知れば知るほど、とてつもない努力が生み出した成功の形であると思い知らされます。今日の文章を書いていて、自分も頑張ろうと思いました。

 

 

 

プロ野球って、こういうバックグラウンドを調べるのも楽しいですよね。

甲子園から見ている選手は我が子のように感じる…と祖母がよく言いますが、それはさすがに大げさだろと思います。