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素人がそれっぽく語る、昨日のプロ野球。

プロ野球情報を小気味よく更新する多重人格者です。

【2016年/更新版】プロ野球12球団の「先発ローテション」は? / セ・リーグ編

 

こんばんは、グラブです。ドラゴンズファンです。

交流戦が終了したタイミングで「各球団の先発ローテーション」について書いたのですが、シーズンも後半戦に差し掛かりだいぶ様子が変わってきました。

 

全チームとも残り試合は約40試合。3月に開幕した2016年シーズンも、3分の1程度を残すのみとなりました。順位争い・タイトル争いが激化する中で、各チームのローテーションはどうなっているのか。改めて見ていきたいと思います。

 

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今回はセ・リーグ編です! / 以前の記事はこちら

 

広島東洋カープ / 2016.08.07時点・1位

連勝を続ける読売ジャイアンツに徐々に追い詰められ、10ゲーム以上あったゲーム差も8月7日終了時点で「5.5」となった広島東洋カープ。しかし、依然として首位である事は変わりません。先発ローテーションに名を連ねる投手陣も、しっかりと個々の役割を果たしています。

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①ジョンソン :10勝06敗 / 19試合 / 防御率2.40

福井優也  :02勝03敗 / 09試合 / 防御率4.86

中村恭平  :01勝01敗 / 09試合 / 防御率5.40

九里亜蓮  :01勝02敗 / 21試合 / 防御率4.53

野村祐輔  :12勝03敗 / 18試合 / 防御率2.95

黒田博樹  :07勝07敗 / 18試合 / 防御率3.25

⑤岡田明丈  :03勝03敗 / 13試合 / 防御率3.18

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広島東洋カープの先発ローテーションは、表ローテ・裏ローテを交互に配置するスタイル。これはシーズン序盤からあまり変わっていません。基本的には①〜⑤の選手でローテーションを一巡しますが、②の福井選手の部分が流動的。これは福井選手の成績が芳しくないというのもあるのですが、調子次第で中村選手・九里選手が登板。最近では大瀬良大地選手が先発を務めた試合もありました。

 

セ・リーグ最多勝1位・2位である野村選手・ジョンソン選手が好調を維持。シーズン後半になっても防御率2点台をキープしており、この2投手は援護率ランキングでもリーグ1位・2位で「勝ち運」も持ち合わせています。

 

黒田選手・岡田選手がシーズン後半から少し疲れを見せているような気がしますが、今シーズンは高い攻撃力を誇る広島東洋カープ。そこは打撃の援護でカバーしていきたいところです。

 

読売ジャイアンツ / 2016.08.07時点・2位

20年ぶりの「メイクドラマ」達成を目指す読売ジャイアンツ。中継ぎ〜抑えの流れは確立している読売ジャイアンツですが、先発ローテーションは流動的。調子に合わせた試行錯誤が続いています。

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菅野智之 :06勝05敗 / 19試合 / 防御率1.77

大竹寛  :04勝01敗 / 09試合 / 防御率3.05

内海哲也 :06勝03敗 / 10試合 / 防御率3.47

③マイコラス:02勝00敗 / 06試合 / 防御率2.78

④田口麗斗 :07勝06敗 / 18試合 / 防御率2.52

⑸高木勇人 :04勝07敗 / 15試合 / 防御率4.82

⑸今村信貴 :03勝03敗 / 14試合 / 防御率5.51

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菅野選手を起点とし、4番目あたりに田口選手を持ってくるという流れは定着しつつありますが、⑵⑸の部分は流動的。マイコラス選手の復帰や、内海選手・大竹選手のベテラン勢が勝利を飾れるようになってきたのは好材料。しかし、高木選手・今村選手といった若手が落ち込んでいる点は課題と言えます。

 

今シーズンの読売ジャイアンツは投手面に大きな課題…というイメージが強いですが、意外にもチーム防御率は現時点でリーグトップ。防御率1.77にして6勝5敗という菅野選手に象徴されるように「得点力不足」の方が大きな課題です。後半になって調子を伸ばしてきた重量打線が投手陣を援護できるのか。ここが大きなポイントとなってきそうです。

 

横浜DeNAベイスターズ / 2016.08.07時点・3位

2015年は交流戦前にリーグ首位でありながら、シーズン終了時点では最下位という悔しい1年となった横浜DeNAベイスターズ。リベンジに燃える今年は、筒香選手を中心に打撃陣が好調。そして、若手・ベテランがバランス良く配置された先発陣も健闘しています。

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①井納翔一 :06勝08敗 / 18試合 / 防御率3.18

②今永昇太 :06勝06敗 / 15試合 / 防御率3.03

久保康友 :05勝05敗 / 12試合 / 防御率2.90

④山口俊  :07勝04敗 / 14試合 / 防御率2.99

⑷ペトリック:02勝01敗 / 11試合 / 防御率5.08

⑤石田健太 :07勝03敗 / 18試合 / 防御率2.98

⑹熊原健人 :01勝01敗 / 18試合 / 防御率4.97

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セ・リーグ6球団の中で最も先発ローテーションが安定していると言われる横浜DeNAベイスターズ。基本のローテーションを固める①〜⑤の選手が防御率3.00近辺に集中するまずますの成績。しかし、現在の打撃陣の調子を踏まえれば十分に戦える数字です。

 

先発投手が試合を作ることができれば、後半のイニングは田中選手・三上選手・山崎選手の3人が試合を決めにかかります。しかし、接戦時やワンポイントでしっかりと役割を果たすことのできる投手に欠けるベイスターズ。特定の選手以外を育成(発掘)できるかが、クライマックスシリーズを見据えた戦いにおいては重要になってきそうです。

 

阪神タイガース / 2016.08.07時点・4位

7月から徐々に調子を伸ばし、3位の横浜DeNAベイスターズを5ゲーム差で追う阪神タイガースメッセンジャー選手を中心に組み立てられているローテーションですが、金本監督にとって想定外だったのは藤浪選手の不調でした。

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①メッセ  :09勝07敗 / 21試合 / 防御率3.12

②岩貞祐太 :05勝07敗 / 17試合 / 防御率3.64

⑵岩崎優  :02勝04敗 / 11試合 / 防御率3.48

能見篤史 :06勝09敗 / 18試合 / 防御率3.60

④青柳晃洋 :03勝03敗 / 08試合 / 防御率4.38

藤浪晋太郎:05勝07敗 / 18試合 / 防御率3.34

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勝ち頭であるメッセンジャー選手を除いて、全選手が防御率3.50近辺に集中。この数字は決して良いとは言えませんが、飛び抜けて悪い数字でもありません。しかし、チーム打率リーグ最下位というチーム事情において、この数字は不安なところ。どうしても接戦が多くなり、中継ぎ陣にかかる負担の増加は大きくなります。

 

今は好調な中継ぎ陣も、酷使が続けば分かりません。完投できる力を持った投手が投げ切って勝つ試合を増やせるか、そして、打撃陣が援護できるか。何れにしても、藤浪選手の復調はAクラス復帰の絶対条件です。

 

東京ヤクルトスワローズ / 2016.08.07時点・5位

昨年のセ・リーグ覇者である東京ヤクルトスワローズですが、今シーズンは序盤からBクラスに低迷。チーム防御率5.09は、リーグ内はもちろん、両リーグ合わせても最下位の数字。打撃陣も川端選手・畠山選手・雄平選手といった主力を欠き、苦しい試合が続いています。

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①小川泰弘 :04勝05敗 / 17試合 / 防御率4.94

⑵山中浩史 :04勝08敗 / 15試合 / 防御率3.67

デイビーズ:02勝03敗 / 09試合 / 防御率4.41

由規   :02勝01敗 / 03試合 / 防御率3.86

館山昌平 :01勝03敗 / 07試合 / 防御率7.15

石川雅規 :05勝06敗 / 13試合 / 防御率5.60

杉浦稔大 :01勝01敗 / 12試合 / 防御率7.96

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小川選手・石川選手以外は変則的。調子に合わせて⑵に位置している投手を組み替えて先発ローテーションが組まれています。杉浦選手はシーズン中番までローテーションの一角を担っていましたが、最近は登板機会がありません。全体的に厳しい数字が並ぶローテーション。7月の試合で「失点3点未満」に抑えた試合は僅かに3試合のみです。

 

秋吉選手・ルーキ選手といった頼もしい中継ぎ陣が控えていますが、チーム内で防御率が3点台未満なのはこの2人のみという状況のため、接戦時はこの2人に頼らざるを得ない状況。2人の登板回数はすでに50試合を超えています。

 

Aクラス昇格の希望はまだ消えていません。昨年王者としての意地を見せることができるのか…とにかく、先発陣が復調してくれないことには始まりません。

 

中日ドラゴンズ / 2016.08.07時点・6位

「あと1本」が出ない拙攻で試合を落とし続けてきた中日ドラゴンズ。リーグ最下位の得点圏打率.243という数字がそれを物語っています。かつては「投手王国」と呼ばれた投手陣も揃って不調。チーム全体に暗いムードが漂っています。

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大野雄大 :05勝06敗 / 12試合 / 防御率3.36

バルデス :05勝03敗 / 13試合 / 防御率3.56

ジョーダン:05勝04敗 / 17試合 / 防御率3.36

若松駿太 :07勝08敗 / 18試合 / 防御率4.17

⑤小笠原  :00勝03敗 / 08試合 / 防御率3.80

伊藤準規 :01勝01敗 / 05試合 / 防御率2.93

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最近のローテーションは上記5名で固定。数字は決して良いものではありませんが、他選手の成績状況を考えて、消去法で固定化されているイメージを受けます。贔屓のチームなので思い入れが強くなってしまうのですが…中継ぎ陣も(その起用法も)不安定で、打撃陣も不調な今の中日ドラゴンズは、正直弱いです。

 

早急に対策を打ってシーズン序盤の勢いを取り戻さなければ、Aクラスへの返り咲きは「目標ではなく夢」に終わってしまいます。

 

 

 

シーズン後半になってくると「先発ローテーションの差がゲーム差に直接響いてくる」ような印象を受けました。そして、1年を通して調子を維持し続けることの難しさ、維持している選手の偉大さを改めて感じました。

 

次回はパ・リーグ編です!

 

 

【8月5日】ドラマは9回表!やっぱりキャプテンはヒーローだ!

 

こんにちは、グラブです。ドラゴンズファンです。

智辯高校強いですね…初回のホームランも印象的ですが、終盤になっても送りバントで積極的に追加点を狙いに来る姿勢もすごい。強いチームの戦い方を初戦から見せつけてくれたように感じます。

 

今日から少し遡って8月5日。この日は両リーグ合わせて全6試合中、4試合が「1点差」の接戦という見ごたえのあるゲームが多い1日でした。特に、セ・リーグでは【9回表に試合が決まる】というドラマチックな展開が2試合。

 

そして、2試合ともヒーローは「キャプテン」でした。

 

中日ドラゴンズ 4 - 3 横浜DeNAベイスターズ

何としても最下位を脱出し、再びAクラス争いに戻りたい中日ドラゴンズ。そして、筒香選手を中心とした強力打線で上位2チームを追う横浜DeNAベイスターズ。共に負けられない事情を抱えて臨んだこの試合は、白熱の投手戦となりました。

 

1回の表に荒木選手のタイムリーで1点を先制したドラゴンズですが、それから先は相手投手陣に抑えられて8回まで無得点。対する横浜DeNAベイスターズも、バルデス選手をなかなか捉えることができず、6回の裏に2点を奪って逆転を決めるものの、点差は1点。安心できる点差ではありません。

 

両者が一歩も譲らぬまま【中日1 - 2 横浜】で迎えた9回表。横浜DeNAベイスターズ・ラミレス監督は、守護神である山崎康晃選手をマウンドに送り込みます。

 

しかし、ここ最近3試合連続で失点を許していた山崎選手はピリッとせず、森野選手・工藤選手が連続ヒット。続く大島選手がフォアボールを選んで満塁。続く荒木選手を三振に打ち取るものの、なおも2アウト満塁の大ピンチ。

 

祈るように見つめるベイスターズファン。盛り上がるドラゴンズファン。横浜スタジアムがこのひ1番の熱気に包まれる中、打席に向かったのは中日ドラゴンズのキャプテン・平田良介選手でした。

 

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山崎選手の武器である外角低めのスライダー。初球からフルスイングで弾き返した平田選手。左中間を深々と破っていったこの当たりは、試合を一気に引っ繰り返す3点タイムリーツーベースヒットとなりました。

 

腰痛に悩まされ、最近は思うような結果を出せていなかった平田選手。「応援してくれるファンがいる限り、僕たちは諦めずに戦っていく。痛い痒いなんて言っていられない」とう力強くインタビューからは、キャプテンとしての責任感・勝利への強い思いを感じました。

 

読売ジャイアンツ 5 - 4 広島東洋カープ

20年ぶりのメイクドラマを目指す読売ジャイアンツと、24年ぶりのリーグ優勝を目指す広島東洋カープ。順位争いの行方を占う3連戦は、初戦から壮絶な試合展開となりました。

 

菅野選手・野村選手が先発を務め、両チームを代表する投手同士の投げ合いとなったこの試合。広島東洋カープが得点を取れば、読売ジャイアンツが必死で食らいつき、9回の表を迎えるタイミングまで【巨人 3 - 3 広島】の同点。両チームともに「勝ちパターン」を務める中継ぎ陣をつぎ込む総力戦となっていました。

 

9回でのサヨナラ勝ちを目指す広島東洋カープが、9回表のマウンドを任せたのは中崎選手。6月17日以来、12試合連続で無失点を記録している守護神です。

 

しかし、先頭の小林選手にヒットを許すと、その後もヒット・盗塁・フォアボールで1アウト満塁のピンチ。幾度となく危機を乗り越えてきた中崎選手と言えど、非常に苦しい場面を迎えます。

 

この場面で打席に立つのは、ここ最近の打率は6割以上。セ・リーグ首位打者である読売ジャイアンツのキャプテン、坂本勇人選手です。

 

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インコースのボールを得意とする坂本選手らしいヒット。中崎選手の調子が悪かったということもあるかもしれませんが、少しだけ甘く入ってきたボールをキャプテンは見逃しませんでした。

 

坂本選手・阿部選手・村田選手のクリーンナップが絶好調の読売ジャイアンツ。坂本選手が勝ち越しを決めると、続く阿部選手がしっかりと犠牲フライで追加点。個々の力ではなく「総合力」が強いのが最近の読売ジャイアンツ。メイクドラマに向けて、いよいよ広島東洋カープの背中が見えてきました。

 

 

 

甲子園では「キャプテンが伝令」という高校もありますが、プロ野球におけるキャプテンは、当然試合での結果を求められる選手ですし、ファンも期待します。

阪神タイガースの鳥谷選手が象徴的ですが、キャプテンの調子はチーム全体の勢いを左右するほどの影響力を持っているように思います。

 

【8月4日】反撃の虎。終盤の3イニングは「MFD」にお任せあれ!?

 

こんにちは、グラブです。ドラゴンズファンです。

オリンピックに甲子園にプロ野球…今年はスポーツファンにとっては忙しい(?)夏になっています。今から寝不足になる予感がムンムンです。

 

セ・リーグの順位争いがここに来てわからなくなってきました。2位の読売ジャイアンツが8月6日終了時点で7連勝と猛烈な追い上げを見せ、3位の横浜DeNAベイスターズには絶好調の筒香選手。そして、首位の広島東洋カープがまさかの4連敗。

 

もしかして「メイクドラマ」の再来もあるかも?という空気が出てきていますが、4位につける阪神タイガースも油断できない存在になってきました。

 

7月最後の甲子園6連戦を5勝1敗の好成績で締めくくると、「死のロード」に突入した8月も現時点で3勝2敗。チーム打率は依然としてリーグ最下位ではあるものの、チーム防御率はリーグ2位。接戦を勝ち抜くことで徐々に順位を伸ばしてきた阪神タイガース。ここには中継ぎ陣の好調が大きく関係しています。

 

中継ぎ陣が不調だった阪神タイガース

「超変革」を掲げ【若手の積極起用 / 頻度の高い打順変更】を行ってきた阪神タイガース。しかし、投手陣…中でも、ベテランと新戦力で固めた中継ぎ陣が振るわず、交流戦明けにはリーグ最下位まで低迷していました。

 

中継ぎエースとして活躍してきた安藤選手は今年も好調ではありますが、39歳という年齢もあり酷使するわけにはいきません。2015年シーズンに最優秀中継ぎのタイトルを獲得した福原選手は2軍生活。

 

頼みの綱は新戦力となってきますが、お世辞にも「安心して後半のイニングを任せられる」とは言えない成績が続いていました。

 

MFD」が7月から覚醒!

6月終盤以降、金本監督は中継ぎ陣の起用変更を行います。守護神として起用していたマテオ選手を中継ぎに。藤川球児選手は中継ぎ〜抑えの繋ぎとなる部分を任せられることが多くなりました。

 

阪神タイガースの中継ぎ起用 / 個人的な見解

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7回担当 :マテオ or (高橋)

8回担当 :藤川 or (マテオ)

9回担当 :ドリス or (藤川)

その他   :安藤(リード時)

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この起用変更以降、中継ぎ陣が一気に開花。特に「マテオ選手 / 藤川選手 / ドリス選手」の3人が覚醒します。かつての【JFK】ならぬ【MFD】という勝利の方程式がチームを勝利に導きます。

 

マテオ :6月15日以降、17試合連続無失点 / 継続中

藤川  :6月28日以降、11試合連続無失点 / 継続中

ドリス :6月1日以降、15試合連続無失点 / 7月18日に失点

    ∟7月24日以降、3試合連続無失点 / 継続中

 

横・斜め・縦とスライダーを投げ分けて相手に球を絞らせないマテオ選手。コントロール面での課題はありつつも、多彩な変化球と力強いストレートでグイグイ攻める投球が魅力的です。

 

JFK」時代も勝利の方程式の真ん中を務めた藤川選手ですが、「MFD」でも同じポジションを務めます。登板する度に三振を奪う好調ぶり。

 

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8月4日の試合ではクローザーとして登板しましたが、148〜149kmのストレートが厳しいコースにピシャリと決まります。全盛期の火の玉ストレートを感じさせる、後半にグッと伸びてくる直球が、打撃好調な横浜DeNAベイスターズの上位打線を圧倒。120kmを下回る緩い変化球との球速差も相まって、ますます速い球に見えます。

 

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そして、抑えを務めるドリス選手は、現在のセ・リーグでは最も得点を取りにくいクローザーと言っても良いかもしれません。

 

「自分も最初は抑えではなかった。皆で何とか勝ちにつなげられるような投球をしたい」と謙虚なコメントを残していますが、クローザーとして登板しながらこれだけの期間を無失点で切り抜けられる投手はなかなか存在しません。

 

 

 

新しい勝利の方程式が阪神タイガースを上位に返り咲かせるのか?

チーム間のゲーム差は小さくないものの、チーム事情が徐々に変わりつつある8月。セ・リーグは再び「負けられない試合」ばかりの過酷なリーグになっていきそうです。

 

【8月3日】尻上がりの主砲。ウィーラー選手が調子を上げてきた!

 

こんにちは、グラブです。ドラゴンズファンです。

夏風邪をひいてしまい、少し更新が止まってしまっていました。

 

夏バテの影響か、12球団のうち4球団がチーム打率.250を切っています。一時は「13冠王」の大活躍を見せていた東京ヤクルトスワローズの山田選手も、ここにきて調子を落とし始めています。

 

一方で、筒香選手・藤浪選手のように「夏になって調子を上げる」タフな選手もいます。その代表格が、東北楽天ゴールデンイーグルスのウィーラー選手。

 

チーム状況としては、Aクラス昇格も難しい位置にはありますが、7月下旬から徐々に調子を伸ばし、8月も現時点で勝率5割。中継ぎエース・ミコライオ選手を中心とした継投が上手くハマっており、接戦を勝利に持ち込むことが出来ています。こちらは来シーズンに向けて良い流れです。

 

そんなイーグルスの主砲を務めるウィーラー選手はリーグ屈指の「夏男。交流戦終了後の7月から調子を伸ばしてきているのをご存知でしょうか。

 

スタートはどん底。笑顔の裏に隠された苦労人。

今では東北楽天ゴールデンイーグルスの主砲を務めるウィーラー選手ですが、2007年にドラフト19巡目(全体581位)でブルワーズに入団し、所属先は最下部組織のルーキーリーグ。そこから7年の期間を経て、2014年の7月にはヤンキースでメジャー昇格を果たした苦労人です。

 

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日本に移籍してきた2015年も、シーズン序盤は日本の環境に馴染めずに1軍・2軍を行ったり来たりのエレベーターボーイ。主砲として期待をされていたものの、シーズンを通してスタメンに定着することができず、チームも2年連続最下位に。

 

2016年の契約更改では提示額は1,000万円ダウンの4,000万円。日本デビュー1年目は悔しいシーズンになってしまいました。

 

陽気な性格でチームのムードメーカー。チームメイトに仕込まれた?ヒーローインタビューでは「アシタモイクワヨ!」などのセリフでファンを喜ばせてくれるウィーラー選手。しかし、その笑顔の裏には多くの苦労が隠されているのです。

 

ウィーラー選手は「夏男」?

なかなか日本の環境に馴染めなかった2015年シーズンのウィーラー選手ですが、最終的にはチーム内打点王(50打点)。

 

3〜6月までは1割台に低迷していた打率も、7月・8月はともに月間打率.241。9・10月は.336まで伸びました。2015年シーズンの通算本塁打14本のうち、9本が8月以降に記録したもの。交流戦が終了した7月から調子を伸ばす「夏男」でした。

 

▼2016年 / ウィーラー選手の月間成績

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3・4月:打率.284 / 打点.19 / 本塁打.2 / 出塁率.345 / 得点圏.438

5月   :打率.183 / 打点.13 / 本塁打.6 / 出塁率.280 / 得点圏.158

6月   :打率.250 / 打点.17 / 本塁打.7 / 出塁率.379 / 得点圏.286

7月   :打率.279 / 打点.10 / 本塁打.4 / 出塁率.366 / 得点圏.250

8月   :打率.533 / 打点.05 / 本塁打.2 / 出塁率.563 / 得点圏.500

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通算 :打率.263 / 打点.64 / 本塁打.21 / 出塁率.350 / 得点圏.318

 

今シーズンの成績も、まさに「夏男」。

シーズン序盤に好調な滑り出しを見せるものの、5〜6月は低迷。チームは交流戦で4位と健闘しましたが、その波に乗ることができませんでした。しかし、交流戦が終了すると徐々に調子を伸ばし、本塁打か三振かというバッターではなく、チャンスで長打を期待できる主砲として活躍を続けています。

 

8月3日の「東北楽天ゴールデンイーグルス vs オリックス・バファローズ」では、4打数3安打2打点で猛打賞の大活躍。今年も「夏男」に期待できそうな予感がします。この試合はアマダー選手の特大ホームランも話題になり、チームとしての好調ムードを象徴するようなゲームでした。

 

※ウィーラー選手の打席は0:58頃〜

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本塁打はリーグ3位、打点はリーグ5位。ファンの間では、30本塁打100打点も?と期待されているウィーラー選手。パ・リーグ屈指の「夏男」はタイトル争いにも加わってくるかもしれません!

 

 

 

トイストーリーの「ポテトヘッド」に似ていると噂のウィーラー選手。確かに似ていますが…恥ずかしながら「トイストーリー3」で感動して、映画館で涙が止まらなかったのは僕です。

あれで泣かない大人は純粋な心を忘れている!(笑)

 

【8月2日】完全無欠のレオキラー。武田翔太選手がハーラートップの11勝目!

 

こんばんは、グラブです。ドラゴンズファンです。

若松選手が打ち込まれて読売ジャイアンツに完敗を喫したドラゴンズ。投打の噛み合わない野球が続き、ホームでも勝てない試合が続いているのが心配です…。

 

福岡ソフトバンクホークスは「もう負けられない」

北海道日本ハムファイターズが6月後半から猛追を開始し、球団新記録の15連勝を含めて7月の成績は「17勝4敗」と絶好調。対する首位福岡ソフトバンクホークスの7月は「11勝11敗」で勝率5割。

 

シーズン序盤は10以上あった両チームのゲーム差も、気がつけば「3」という数字。もう余裕のある数字ではありません。追い詰められた福岡ソフトバンクホークス。ここから首位としての意地を見せられるのか。

 

8月最初の3連戦はアウェイ戦。敵地・西武プリンスドームに乗り込んでの西武ライオンズとの3連戦です。負けられない戦いが幕を開けます。

 

若きエース・武田翔太選手のドロップカーブが冴え渡る!

負けられない福岡ソフトバンクホークスは、対西武ライオンズ10連勝中のエース・武田翔太選手を先発として送り込みます。

 

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この日は変化球、特にドロップカーブが冴え渡りました。パワプロ2016では武田翔太選手の最大変化球として「ナックルカーブ・変化量5」が設定されていますが、バレーボールのスパイク仕込みの縦に大きく曲がるカーブが西武打線を翻弄。

 

6回に高めに浮いたフォークを森友哉選手にスタンドまで運ばれますが、その他は「4安打・四球1」とほぼ完璧な内容。

 

リリースポイントの高い武田選手の独特のフォームでは、ストレートは勢いが増し、変化球は変化量が大きくなります。ストレート・カーブ・フォーク・(スライダー)はどれも基本の変化球でありながら、相手打者に球を絞り込ませません。

 

変化球で打ち取るスタンスと見せかけておいて、3回の裏に迎えたノーアウト・3塁という大ピンチでは、インコースの際どいところをストレート中心に攻めの投球。今宮選手の好守もあってこの場面を無失点で切り抜けたところに「レオキラー」らしい強さがあると感じました。

 

終わってみれば8回・100球(1イニング約12球ペース)問いう理想的なペース配分で、森選手に許したホームランでの2失点のみ。西武戦での連勝を11に、自身の今シーズン勝利数もハーラートップの11勝としました。

 

今宮選手の豪快な8号ホームラン!

ここ最近5試合の打率が.105と低迷し、外野までボールが飛ぶことも少なくなっていた今宮選手ですが。昨日は第1打席から豪快な一発が飛び出しました。

 

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2アウト・ランナーなしの場面で、コースを丁寧に突いた岸選手の投球に対してファールで粘ること7球目。これまで外角の際どいコースを捉えていた岸選手のストレートが、1球だけ真ん中に甘く入ってしまったところを見逃しませんでした。

 

交流戦時に見せていたような、パンチ力を感じさせる豪快な一発。全身を使って大きく振り抜く打法は、藤井打撃コーチの言葉を借りるならば「動きながら体幹を合わせにいくスイング」とでも言いましょうか。

glovetoss.hatenadiary.com

 

9番バッターとして、このような力のある打者を配置することができるところに、改めて福岡ソフトバンクホークスの強さを感じました。

 

 

 

昨日は、投打において「首位の意地」を見せた福岡ソフトバンクホークスがまずは1勝。7月終盤から続いていた連敗もストップし、チームに良い流れが戻ってきました。また、北海道日本ハムファイターズが敗れたため、ゲーム差は「4」に。

 

明日は4月7日以来となる、摂津選手が先発を務める福岡ソフトバンクホークス。シーズン序盤に先発としての役割を果たせない不甲斐ない成績を残し、2軍生活が続いていた右のエースは今シーズン初勝利をあげることが出来るのでしょうか。

 

残り試合も50試合を切った、2016年シーズン。

いよいよ順位争いは佳境に。夏の戦いも盛り上がりそうです!

 

【7月31日】7月最後のパ・リーグ天王山。軍配は北海道日本ハムファイターズ!

 

こんばんは、グラブです。ドラゴンズファンです。

 

7月31日のプロ野球は、6試合全てがホームチームの勝利。贔屓のドラゴンズと言うと…中継ぎ陣が踏ん張れず、打線も振るわずで2連敗。阪神タイガースの好調ムードを止めることが出来ず、Aクラス争いに遅れをとる形となってしまいました。

 

昨日の試合で最も注目を浴びたカードと言えば「北海道日本ハムファイターズ vs 福岡ソフトバンクホークス」のパ・リーグ天王山。シーズン序盤から圧倒的な強さを見せつけ、交流戦でも歴代最高勝率を記録してパ・リーグ首位を独走してきた福岡ソフトバンクホークス

 

しかし、6月から続いた球団新記録の15連勝を含め、7月の成績は「16勝4敗」と絶好調の北海道日本ハムファイターズが怒涛の追い上げ。ついにゲーム差は「4」まで縮まりました。

 

1勝1敗で迎えたカード最終戦。7月最後の天王山を制したのは、北海道日本ハムファイターズでした。

 

OPS1.133・大谷翔平選手がまた魅せた!

負けられない天王山。北海道日本ハムファイターズは先発をドラフト2位ルーキー・加藤貴之選手に託しますが、初回からいきなりホークス打線につかまります。内川選手・松田選手・中村選手が3連続タイムリー。

 

後続をなんとか抑えるも、1回の表が終了した時点で「3 - 0」というスコア。札幌ドームに駆けつけたファンの顔には早くも不安の影がよぎります。

 

しかし、ここですぐに反撃できるのが今年のファイターズ。29日の試合でお立ち台に上がった岡大海選手が2ベースヒットを放つと、続く西川選手にもタイムリー2ベース。1点を返してなおもノーアウト2塁のチャンス。ここで打席が回ってきたのが、3番・指名打者「二刀流」こと大谷翔平選手。

 

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岩嵜選手の初球。真ん中に甘く入ったストレートを振り抜くと、ボールはバックスクリーン左横に突き刺さります。札幌ドームで逆方向へのホームランがお馴染みとなりつつある大谷選手ですが、昨日も素晴らしいバッティングを見せてくれました。

 

今シーズンは「打率.354 / 出塁率.462 / 長打率.671」で打者としても本格的に覚醒。得点圏打率.311と、勝負強いバッティングも光ります。先発としての登板は前回から少し間隔が空いていますが、ベーブルースさんの記録を塗り替える「10勝10本塁打の2回達成」という前人未到の記録へ挑む大谷選手には引き続き注目です!

 

試合は一気に振り出しへ。ここから6回の表まで、両チーム無得点となる白熱の投手戦が繰り広げられます。

 

試合を決定づけた陽岱鋼選手…渾身のガッツポーズ!

勝敗が動いたのは6回の裏。西川選手が四球で出塁すると、大谷選手の空振りの間に盗塁を決めて1アウト2塁のチャンス。主砲・中田翔選手に打席が回ってきます。しかし、チームの勢いに乗れず打撃不振が続いている主砲。ここ最近5試合の打率の2割を切っています。

 

この打席も低めの球につられて簡単に追い込まれ、最近の不調を感じさせる打席になるかと思いきや…4球目にど真ん中に投げられたストレート(失投?)にしっかりと反応。あわやホームランかというフェンス直撃のタイムリー2ベースを放ちます。北海道日本ハムファイターズがついに勝ち越し。中田翔選手にとっても調子を取り戻すきっかけになりそうなヒットでした。

 

そして、なおも続く2アウト1・3塁のチャンスで打席には陽岱鋼選手。

 

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外角ギリギリを狙ったカットボールに対して体を反応させて、こちらもフェンス直撃のタイムリー2ベース中田翔選手同様に、最近は打撃不振が目立っていた選手が貴重なタイムリー。26打席ぶりのヒットに対して、陽岱鋼選手は渾身のガッツポーズで感情を爆発させました。

 

スコアを「6 - 3」とすると、後続は防御率1点台の宮西選手・マーティン選手がしっかりと押さえ込みます。これで北海道日本ハムファイターズがこのカードを勝ち越し、ついに福岡ソフトバンクホークスとのゲーム差は「3」まで縮まりました。

 

交流戦の頃までは全く想像もつかなかった展開。パ・リーグの首位争いがますます面白くなってきています。7月の勢いそのままに北海道日本ハムファイターズが8月も怒涛の快進撃を見せるのか?「鷹の祭典で弱くなるジンクス」を抜けた福岡ソフトバンクホークスがこのまま逃げ切るのか?この2チームの動向から目が離せません。

 

 

 

エアコンとの寒暖差にやられたか、鼻水が止まりません。

皆さんも、夏かぜと体温調節には気をつけてプロ野球観戦しましょう!

 

【7月29日-30日】月間ホームラン数の日本人記録へ。その男、筒香嘉智!

 

こんにちは、グラブです。ドラゴンズファンです。

 

29日からの3連戦は注目カード揃い。札幌ドームではパ・リーグの首位争いが、甲子園球場ではセ・リーグ4位同士の鍔迫り合いが行われています。双方ともに、2戦を終えて1勝1敗の互角。熱戦が繰り広げられています。

 

そして、もう1つの注目カードがこちら。マツダスタジアムで行われている「広島東洋カープ vs 横浜DeNAベイスターズ」の3連戦です。広島東洋カープがこのまま首位を独走するのか、横浜DeNAベイスターズがAクラス残留の意地を見せるのか。

 

このカードの勝敗状況によっては、読売ジャイアンツの「メイクドラマ」再来も?というセ・リーグの全体順位を揺るがしかねない3連戦ですが…横浜DeNAベイスターズの4番・筒香嘉智選手が大活躍を見せています!

 

【7月29日】マシンガン打線広島東洋カープを圧倒!

28日の試合で中日ドラゴンズに対して「15 - 2」と大敗を喫した横浜DeNAベイスターズ。首位広島東洋カープの本拠地マツダスタジアムに乗り込む直前の試合としては、苦しい結果。嫌なムードが漂います。

 

ラミレス監督は「今日の負け方で落ち込む必要はない」とチームを鼓舞しましたが、どうか…という所で、29日の1回表。主砲がこの言葉に応えます。

 

野村選手の筒香選手に対する初球でした!

 

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インコースのストレートに対して「待っていました」と言わんばかりのフルスイング。綺麗な放物線を描いて、ボールはライトスタンドへ。前日の打線沈黙を忘れさせる、24安打・19得点の猛攻の幕開けのホームランとなります。

 

とにかく打線がつながったこの日のマシンガン打線

先発の野村選手から4回・8得点を奪って早々にノックアウトすると、5回にマウンドに上がったオスカル選手からは1イニングに6得点。さらに6回はサウスポー・久本選手から梶谷選手の満塁ホームランを含んだ5得点。

 

マツダスタジアムに押しかけたカープファンは、悲鳴とため息に包まれました。

 

【7月30日】筒香選手、月間ホームラン数16本の日本人記録タイ。

マシンガン打線大爆発の猛攻で広島東洋カープを圧倒した横浜DeNAベイスターズは、昨日30日も打撃陣が好調。4回に3点を先制すると、続く5回には梶谷選手・筒香選手の2者連続ホームランが飛び出します。

 

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200勝投手・黒田選手をノックアウトすると、後続の今村選手からも追加点。9回にザカースキー選手が広島東洋カープの粘りにつかまりますが、最後は山崎選手がしっかりと押さえて勝利。このカード勝ち越しを決めます。

 

そして、この日に月間ホームラン16本を記録した筒香選手。阿部慎之助選手などが記録している日本人の月間ホームラン記録タイに並びます(プロ野球記録はバレンティン選手の月間18本)。通算本塁打も32本。東京ヤクルトスワローズ・山田選手を抜いてリーグ1位となりました。

 

7月は他にも「打率.438 / 打点.30」という他選手を圧倒する数字で、三冠王争いも激化。山田選手が最近調子を落としているため、もしかしたら逆転があるかも?こちらも面白くなってきました!

 

山田選手:打率.339 / 本塁打.30 / 打点.77

筒香選手:打率.334 / 本塁打.32 / 打点.74

 

大島選手・福留選手がサイクル安打を記録した7月ですが、7月期の月間MVPは筒香選手に決まりではないでしょうか。

 

 

 

一方、読売ジャイアンツ東京ヤクルトスワローズを相手に2連勝。これで、読売ジャイアンツ広島東洋カープのゲーム差は「8」となりました。(個人的には今年は起こらないと思っていますが)20年ぶりのメイクミラクルも、もしかしたら…?

 

侍ジャパンの4番候補とも言われている筒香選手。

昨年とは違う横浜DeNAベイスターズが、セ・リーグをさらに盛り上げます!